他郷阿部家:薪のある暮らし

他郷阿部家での日々の暮らしを綴ります

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薪のある暮らし

 阿部家の台所中心におくどさんがあって、宿泊のお客様にはそのおくどさんで焚いたお釜のご飯をお出ししています。

 ほんのひと昔前までの田舎はどの家でもおくどさんや五右衛門のお風呂があって薪の火は日常の暮らしに欠かすことの出来ない大切な燃料になっていました。日本の暮らし文化を歴史の中で後世に語り継ぐだけでなく、実践を通して次の世代へ残していくことが大切なのだと登美さんは言い続けています。薪を使い続けることの大変さを通して一日の暮らしのリズムが整い、一年の季節の変わり目が日々の暮らしに適度な刺激と緊張感と教えてくれる。そのような日本文化の継承が、日常の阿部家暮らしから発信されています。

 今では若いチーフの峰山君がおくどさんを守り、何時でも薪で美味しい御飯を上手に炊き上げてくれます。一年を通して安定供給される焚付けの薪は、冬には薪ストーブも加わって使用の回転も速まります。寒い時ほど火の温もりのありがたさを強く感じたりもします。